A〜Z

BOD:» 生物化学的酸素要求量

BOD-SS負荷(BOD汚泥負荷):

BOD−MLSS負荷の略。
主に反応タンクの設計や運転管理上の重要な指標。単位は〔kgBOD/kgMLSS·日〕

反応タンク内の単位MLSS量(1kg)あたり、1日に流入するBODの量。
標準活性汚泥法では、0.2〜0.4kgBOD/kgMLSS·日 程度で管理する。

BOD容積負荷:

主に反応タンクの設計や運転管理上の重要な指標。単位は〔kgBOD/m3·日〕
汚水の量に対して、処理施設の浄化能力が十分かを表す。

反応タンクの単位容積(1m3)あたり、1日に流入するBODの量。
標準活性汚泥法では、0.3〜0.8kgBOD/m3·日 程度で管理する。

COD:» 化学的酸素要求量

DO:» 溶存酸素

MBR:» 膜分離活性汚泥法

ML:» ばっ気槽混合液

MLSS:» 活性汚泥浮遊物質

MLVSS:» 活性汚泥有機性浮遊物質

ppm:

Parts Per Millionの略。100万分率のこと。
ppmは濃度を表すもので、その表し方に質量/体積、体積/体積の二通りがある。
水の場合は前者で示され、比重を1として考えられるので〔mg/ℓ〕または〔g/m3〕と示す。

SDI:» 汚泥密度示標

SS:» 浮遊物質

SVI:» 汚泥容量示標

TOD:» 総酸素要求量

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一次処理:» 【 水処理 】一次処理(前処理)

エアタン:» 【 水処理設備 】反応タンク(ばっ気槽、エアレーションタンク)

エアレーター:

ばっ気装置のこと。

塩素混和池:» 【 水処理設備 】塩素混和池、接触タンク(塩素接触タンク)

オキシデーションディッチ法(OD法):

» 【 活性汚泥法 】酸化溝法(オキシデーションディッチ法、OD法)

汚泥密度示標:

SDI(Sludge Density Index)。
活性汚泥の沈降性を示す指標。ドナルドソン示標ともいう。単位は〔g〕

ばっ気槽混合液を30分間静置した場合に、
活性汚泥浮沈殿量100mℓ中に含まれる、活性汚泥浮遊物質を〔g〕で表したもの。

汚泥容量示標:

SVI(Sludge Volume Index)。
活性汚泥の沈降性を示す指標。モールマン示標ともいう。単位は〔mℓ〕

ばっ気槽混合液を30分間静置した場合に、
活性汚泥浮遊物質1gが占める容積を〔mℓ〕で表したもの。

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化学的酸素要求量:

COD(Chemical Oxygen Demand)。
河川などの水質汚濁の代表的な指標の一つ。
水中の有機物を、酸化剤(過マンガン酸カリウム、二クロム酸カリウムなど)によって
分解する際に、消費される酸素量を表したもの。単位は〔mg/ℓ〕または〔ppm〕

CODは 30分〜2時間程度の短期間で求められるので、
測定に5日を要するBODに対しての代替指標として用いられる場合がある。
CODとBODの間には相関関係が認められる場合がある。

活性汚泥生物(活性汚泥棲微生物):

活性汚泥は、細菌などの微生物で構成され、汚水中の有機物を酸化分解して除去する。
活性汚泥生物を常に活発に働かせておくことが、浄化機能を高める条件となる。
生物活動が鈍ったり、停止したりすると、浄化機能が失われる。

【 主な活性汚泥生物 】
 ・ ズーグレア(Zoogloea):フロックの主体となる細菌の集合体。
 ・ アスピディスカ(Aspidisca):フロック依存性繊毛虫類。
 ・ オペルクラリア(Opercularia):繊毛虫類。
 ・ アメーバ(Amoeba):肉質虫類。
 ・ ボルティセラ(Vorticella):繊毛虫類。別名「ツリガネムシ」。

活性汚泥の解体:

活性汚泥処理において、活性汚泥の粒子が細かく破砕されたような状態になり、
沈殿しにくくなって放流水に出てくる現象。

【 主な原因 】
 ・ 有害物質の混入による水質の悪化
 ・ 海水や海産物加工廃水などの流入による、塩素イオン濃度の急激な変動
 ・ 流入水の組成の急激な変化
 ・ 過ばっ気(BODに対して、供給酸素量が多い)

活性汚泥法:

汚水処理における生物化学的処理法の一つ。
反応タンク内に、有機物を吸着・分解する活性汚泥(好気性微生物)を加えてばっ気し、
汚水を浄化する方法。

ばっ気すると、微生物が増殖し活動が促進され、10〜20日程でフロックが形成される。
このフロックはさらに有機物を吸着し、空気の供給を止めると速やかに沈降分離するので、
きれいな処理水(上澄水)が得られる。

【 活性汚泥法の主な処理方式 】
 ・ 標準活性汚泥法
 ・ 長時間ばっ気法(長時間エアレーション法)
 ・ 酸化溝法(オキシデーションディッチ法、OD法)
 ・ 分注流入法(ステップエアレーション法)
 ・ 膜分離活性汚泥法(MBR:Membrane Bioreactor)

【 活性汚泥法 】標準活性汚泥法:

活性汚泥法の処理方式の基本形。

良好な処理水が得られるが、正常稼働させるためには、吸着作用と酸化作用との均衡、
MLSS濃度の調整や汚泥の処理など、水質管理に高度な技術が必要とされるため、
比較的大規模な水処理施設で、専門の技術者が常駐可能な場合に用いる方が無難である。

【 一般的な運転条件 】
 ・ BOD容積負荷: 0.3〜 0.8kgBOD/m3·日
 ・ BOD-SS負荷 : 0.2〜 0.4kgBOD/kgMLSS・日
 ・ MLSS    :1500〜3000kg/ℓ
 ・ ばっ気時間 : 6〜8時間

【 活性汚泥法 】長時間ばっ気法(長時間エアレーション法):

活性汚泥法の処理方式の一つ。

余剰汚泥の発生量を低減させる方法として有効で、標準的な方式よりもばっ気時間が長く、
BOD-SS負荷が小さく、MLSS濃度が高く保たれるのが特徴である。
流入負荷の変動に対して、比較的安定した処理が可能である。
最初沈殿池の設置を省略して、容量の大きい反応タンクで長時間活性汚泥処理を行い、
最終沈殿池で固液分離する。

【 一般的な運転条件 】
 ・ BOD容積負荷: 0.15〜 0.25kgBOD/m3·日
 ・ BOD-SS負荷 : 0.03〜 0.05kgBOD/kgMLSS・日
 ・ MLSS    :3000〜6000kg/ℓ
 ・ ばっ気時間 : 16〜24時間

【 活性汚泥法 】酸化溝法(オキシデーションディッチ法、OD法):

活性汚泥法の処理方式の一つ。
無終端水路(循環水路)を反応タンクとし、低負荷でばっ気できる方法。

水路の途中に機械式ばっ気装置や、散気装置と推進流プロペラを組合せて設置し、
水流を発生させ循環させながらばっ気する。
水深は浅く、滞留時間は24〜48と長く、設置面積を大きくとる必要があるため、
比較的小規模な水処理施設に用いられている。

【 無終端水路(循環水路)の形状 】
 ・ 円形、長円形

【 活性汚泥法 】分注流入法(ステップエアレーション法):

活性汚泥法の処理方式の一つ。

反応タンクの数個所から汚水を分割流入させ、好気性処理を行う方式。
槽内全体に分散して注入されるので、活性汚泥への悪影響が防止できる。

【 活性汚泥法 】膜分離活性汚泥法(MBR:Membrane Bioreactor):

活性汚泥法の処理方式の一つ。

反応タンクや反応タンクに連結した槽内に、膜ユニットを設置して汚水をろ過し、
微細な粒子や細菌類が除去された良好な処理水が得られる方式。

活性汚泥浮遊物質:

MLSS(Mixed Liquor Suspended Solids)。
活性汚泥処理を行う際の最も重要な指標。
ばっ気槽混合液中の浮遊物質のこと。単位は〔mg/ℓ〕

手分析(ろ過または遠心分離後乾燥させ質量測定)、または、測定器による吸光度の分析にて
反応タンク内の活性汚泥の量を求める。
反応タンクの浄化能力を維持するために、適正に管理する必要がある。

活性汚泥有機性浮遊物質:

MLVSS(Mixed Liquor Volatile Suspended Solids)。
活性汚泥浮遊物質(MLSS)の中の有機物量のこと。単位は〔mg/ℓ〕

ばっ気槽混合液中の微生物量を、MLSSよりも正確に示す指標として用いられる。

機械式ばっ気(機械式エアレーション):

反応タンク内の汚水に対して酸素供給する仕組みの一つ。

電動機、駆動軸等の駆動装置あるいはドラフトチューブを組み合わせたばっ気装置を用いて、
生物化学的処理に必要な酸素を供給・撹拌させる。

嫌気性処理法:

酸素を必要としない微生物によって、有機物を分解する処理方式のこと。

嫌気状態で、嫌気性微生物により汚水中の有機物を分解(消化)する。
有機物は、低級脂肪酸の生成過程を経て、メタンと二酸化炭素に分解される。
酸素供給が不要なので、好気性処理に比べエネルギー消費量が節約できる。

好気性処理法:

酸素を必要とする微生物によって、有機物を分解する処理方式のこと。

酸素が十分にある状態で、好気性微生物により汚水中の有機物を分解(消化)する。
有機物は、炭酸ガスと水に分解される。
嫌気性処理に比べ有機物の除去率が多少高い。
代表的な好気性処理として、活性汚泥法、散水濾床法、酸化池法などがある。

コミプラ:

コミュニティ・プラントの略。一般的に、地方自治体が設置する小規模な下水処理施設のこと。
下水道区域外の住宅団地などから排出されるし尿やの生活排水を、集合処理するための施設。

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最終沈殿池:» 【 水処理設備 】最終沈殿池

最初沈殿池:» 【 水処理設備 】最初沈殿池

再ばっ気:

活性汚泥法において、沈殿池で沈殿分離した酸欠状態となっている汚泥に対し、
反応タンクへ返送(返送汚泥)する前に、汚泥中の微生物の活動を再度活性化させるため、
ばっ気して十分な酸素を供給し、安定化させてから循環利用すること。

雑排水:

キッチン、洗面、風呂などの生活排水のこと。
雨水や、汚水(トイレ排水など)は含まない。

酸化溝法:» 【 活性汚泥法 】酸化溝法(オキシデーションディッチ法、OD法)

散気式ばっ気:

反応タンク内の汚水に対して酸素供給する仕組みの一つ。

圧縮空気を気泡にする散気装置を用いて、生物化学的処理に必要な酸素を供給・撹拌させる。

三次処理:» 【 水処理 】三次処理(高度処理)

瞬時酸素要求量:

IOD(Immediate Oxygen Demand)。
IDOD(Immediate Dissolved Oxygen Demand)。

汚水中に無機性還元物質(硫化物、亜硫酸塩、第一鉄塩など)を含むために酸素を消費する
ことがあるので、始めの15分間の酸素消費量を、BODと区別するために用いる。

ステップエアレーション法:» 【 活性汚泥法 】分注流入法(ステップエアレーション法)

接触タンク:» 【 水処理設備 】塩素混和池、接触タンク(塩素接触タンク)

生物化学的酸素要求量:

BOD(Biochemical Oxygen Demand)。
河川などの水質汚濁の代表的な指標の一つ。
20℃で5日間放置したときに、消費される酸素量を表したもの。単位は〔mg/ℓ〕

好気性微生物が水中の有機物を分解する際に、消費される酸素量を表したもの。
BODが低いほど水がきれいであることを示す。

【 BODが高い場合に考えられる主な原因 】
 ・ 活性汚泥の働きが不十分
 ・ 汚濁物質の過剰な流入
 ・ 処理過程で繁殖した硝化細菌の作用によるもの

生物化学的処理:

細菌などの微生物の代謝反応(吸収・分解作用)により、汚水中の有機物を酸化分解して、
効率的に除去する方法のこと。

活性汚泥法や生物膜法などがある。

総括酸素移動容量係数:

反応タンクの設計や運転管理上の重要な指標で、酸素供給能力を表す。単位は〔KLa(1/hr)〕

ばっ気装置の特性によって決まる値で、酸素供給量と酸素不足量により求められる。
機械式ではインペラーの形状や回転数、散気式では散気筒の種類や送気強度などの条件により
酸素溶解効率が異なるので、得られる値も変わる。

総酸素要求量:

TOD(Total Oxygen Demand)。

廃水成分の酸化に必要な全酸素量を迅速に測定するために開発された示標で、
TOD値には汚水中の有機物、無機物の酸化に必要な全酸素量が含まれる。

送風機・圧縮機:

気体を移送するための装置。

【 送風機 】
 ・ ファン:羽根車が回転することにより、空気を圧送する装置。
       単位質量当たりのエネルギーが 25kNm/kg未満のもの。
       (扇風機、換気扇、室外機など)

【 圧縮機 】
 ・ 圧縮機:羽根車・ローターの回転運動またはピストンの往復運動により
       気体を圧送する機械。コンプレッサーともいう。
 ・ ブロワ:圧縮機のうち、有効吐出し圧力が 200kPa以下のもの。

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長時間ばっ気法:» 【 活性汚泥法 】長時間ばっ気法(長時間エアレーション法)

沈砂池:» 【 水処理設備 】沈砂池

ディフューザー:

エア・ディフューザーの略。散気装置(気泡発生装置)のこと。

好気性処理に必要な空気を、細かい気泡にして吹き出させる装置をいう。

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二次処理:» 【 水処理 】二次処理(本処理)

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ばっ気(エアレーション):

有機物を分解する微生物の活動を促進させるため、十分な酸素を供給し液中に溶解させること。
また、微生物の活動効率を上げるための撹拌の効果がある。

ばっ気槽:» 【 水処理設備 】反応タンク(ばっ気槽、エアレーションタンク)

ばっ気槽混合液:

ML(Mixed Liquor)。

反応タンク内の、原水と活性汚泥の混合液のこと。

ばっ気装置(エアレーター):

好気性微生物が必要とする酸素を供給、撹拌させるための装置。

好気性処理法において、微生物が汚水中の有機物を分解(消化)するには、十分な酸素が必要。
ブロワーなどの装置により圧縮空気を送り込み、好気性微生物が必要とする酸素を供給し、
液中に十分に溶解させ、微生物の活動効率を促進させる。

バルキング(bulking):

活性汚泥が沈殿しにくい現象のこと。膨化ともいい、上澄水が得にくい状態。

正常な活性汚泥の汚泥容量示標(SVI)は 50〜150であるが、200以上になると、
固液分離が十分にできないため、キャリーオーバー(汚泥の流出)が発生する恐れがある。

反応タンク:» 【 水処理設備 】反応タンク(ばっ気槽、エアレーションタンク)

標準活性汚泥法:» 【 活性汚泥法 】標準活性汚泥法

物理化学的処理:

沈殿・ろ過・吸着などの物理反応や、薬品を使用した凝集・酸化などの化学反応により
汚濁物質を分離する方法のこと。

沈殿分離法、浮上分離法、活性炭吸着法、イオン交換法、逆浸透法などがある。

浮遊物質:

SS(Suspended Solids)。
水質汚濁の代表的な指標の一つ。懸濁物質ともいう。単位は〔mg/ℓ〕

水中に浮遊または懸濁している、水に溶けない直径2mm以下の固体粒子のこと。

フロー:

流れ図、工程図のこと。フローシート(flow sheet)、フローチャート(flowchart)、
フローダイアグラム(flow diagram)などの略。

汚水処理の場合、各単位工程の機能系統を流れに沿って図解したもの。

フロック(floc):

活性汚泥中の微生物の活動により形成される、海綿状(綿くず状)の集合体のこと。

フロックの形成状態を確認することは、浄化処理施設の運転管理上重要なポイント。

ブロワー(ブロワ、ブロア):

送風機・圧縮機の一種。

分注流入法:» 【 活性汚泥法 】分注流入法(ステップエアレーション法)

飽和溶存酸素量:

標準気圧(1気圧)下における、水に溶解可能な酸素量(DO:溶存酸素)の最大量。
水温が低いほどDOは高くなり、水温が高いほどDOは低くなる傾向にある。

植物プランクトンの活発な光合成などの影響により、
飽和溶存酸素量を超える酸素が含まれることがある(過飽和状態)。

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膜分離活性汚泥法:» 【 活性汚泥法 】膜分離活性汚泥法(MBR)

【 水処理 】一次処理(前処理):

汚水に含まれて流入する 浮遊物質(SS) を、物理的に除去すること。
スクリーンなど機械による固液分離、沈砂池などで水流と重力を利用した沈殿分離、
汚水中に気泡を大量発生させ浮上させる加圧浮上分離などの除去方法がある。
また、これらの装置を一次処理装置という。

☞ 参考 :  水処理フロー

【 水処理 】二次処理(本処理):

一次処理で取り除けなかった有機物を、微生物の働きによって除去すること。
活性汚泥法、生物膜法、散水濾床法などがこれに相当する。

☞ 参考 :  水処理フロー

【 水処理 】三次処理(高度処理):

二次処理水の水質をさらに向上させるため、富栄養化の原因となる窒素やリン、
また難分解性物質などを、物理的・化学的あるいは生物化学的に処理水から除去すること。

閉鎖性水域への放流や、処理水の循環利用を目的としている場合など、
より厳しい水質基準・排水基準への適合が必要な場合の処理。
活性炭吸着法、イオン交換法、逆浸透法などの処理方法がある。

☞ 参考 :  水処理フロー

【 水処理設備 】沈砂池:

一次処理施設の入り口の設備。汚水中の大きな砂やゴミを沈殿させ除去する設備。

【 主な沈砂池内の装置 】
 ・ し渣除去装置 :スクリーンで大きなゴミなどの固形物を分離
 ・ 沈渣除去装置 :水と分離された砂などの重いものを分離
 ・ グリストラップ:油水分離

☞ 参考 :  水処理フロー

【 水処理設備 】流量調整槽:

安定した浄化能力が発揮できるよう、流入する汚水を一時貯留して、
流量と組成の均一化を図り、後工程への移送水量を一定量に調整する機能を有する槽。

【 水処理設備 】最初沈殿池:

砂・ゴミ・ドロなど、沈砂池で除去しきれなかった粒子の細かい固形物を、
水流を低下し時間をかけて、自重で沈殿させ除去する設備。

【 最初沈殿池の形状 】
 ・ 平行流:長方形池
 ・ 放射流:円形池、正方形池

☞ 参考 :  水処理フロー

【 水処理設備 】反応タンク(ばっ気槽、エアレーションタンク):

浮遊物質(SS) を分解し除去するための設備。最初沈殿池と最終沈殿池の間に設置される。

汚水に活性汚泥(好気性微生物)を加えてばっ気し、微生物の活動によりフロックを形成させ、
沈殿しやすくし次工程へ移送する。

☞ 参考 :  水処理フロー

【 水処理設備 】最終沈殿池:

反応タンク浮遊物質(SS) を取り込んだ活性汚泥を、水流を低下させて自重で沈殿させ除去し、
分離したきれいな処理水(上澄み)を、次工程へ移送する設備。
沈殿分離した汚泥の一部は反応タンクへ返送(返送汚泥)し、循環利用する。
残りの汚泥(余剰汚泥)は、汚泥処理施設に送り処分する。

【 最終沈殿池の形状 】
 ・ 平行流:長方形池
 ・ 放射流:円形池、正方形池

☞ 参考 :  水処理フロー

【 水処理設備 】塩素混和池、接触タンク(塩素接触タンク):

最終沈殿池を経た、きれいな処理水(上澄み)をさらにきれいにするため、
処理水に残留している細菌類を、次亜塩素酸ナトリウムなどにより消毒する設備。
よりきれいになった処理水は、河川や海などへ放流または循環利用される。

☞ 参考 :  水処理フロー

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溶存酸素:

DO(Dissolved Oxygen)。
水質汚濁の代表的な指標の一つ。溶解酸素量ともいう。単位は〔mℓ〕

溶解する酸素量は、水温・気圧・塩分濃度などに左右される。
水の自浄作用、水生生物の生存に不可欠で、きれいな水ほど含まれる酸素量は多くなる。
急激な水温上昇や、藻類の著しい繁殖により、過飽和状態となることがある。
汚染度の高い水中では、有機物などの汚染物質によって消費される酸素量が多くなるため、
溶解している酸素量は少なくなる。

予備ばっ気槽:

汚水の嫌気化の防止、油脂の除去、臭気発生防止、
または最初沈殿池における沈殿効率向上のために設けるばっ気槽のこと。

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流量調整槽:» 【 水処理設備 】流量調整槽

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IP規格(防水・防塵規格)
防塵等級
数字1桁目
固形物の侵入に対する保護
保護の程度 説明
IP0 無保護 特に保護されていない。
IP1 直径50mmを超える
固形物からの保護
手足など、人体の表面積の大きな部分が、
誤って内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。
IP2 直径12.5mmを超える
固形物からの保護
指先などが、誤って内部の充電部や可動部に
接触する恐れがない。
IP3 直径 2.5mmを超える
固形物からの保護
工具の先端などが、誤って内部の充電部や可動部に
接触する恐れがない。
IP4 直径 1.0mmを超える
固形物からの保護
ワイヤーなどが、誤って内部の充電部や可動部に
接触する恐れがない。
IP5 防塵形 粉塵が内部に侵入せず、
若干侵入しても正常運転を阻害しない。
IP6 耐塵形 粉塵が内部に侵入しない。
防水等級
数字2桁目
水に対する保護
保護の程度 説明 タイプ
IP 無保護 特に保護されていない。
IP 滴下する水に対する保護 垂直に落ちてくる水滴によって
有害な影響を受けない。
防滴Ⅰ形
IP 15度傾斜した時
落下する水に対する保護
垂直から左右15度以内の水滴(降雨など)
によって有害な影響を受けない。
防滴Ⅱ形
IP 噴霧水に対する保護 垂直から左右60度以内の範囲で
水滴が噴霧状に落下しても有害な影響を受けない。
防雨形
IP 飛沫に対する保護 全方位からの飛沫(放水など)によって
有害な影響を受けない。
防沫形
IP 噴流水に対する保護 全方位からの噴流水(ジェット)によって
有害な影響を受けない。
防噴流形
IP 波浪に対する保護 全方位からの強い噴流水(ジェット)によっても
有害な影響を受けない。
耐水形
IP 水中への浸漬に
対する保護
一定の水圧・一定時間(30分間)以内であれば、
水没しても内部に浸水することがない。
防浸形
IP 水没に対する保護 継続的に水没しても内部に浸水することがない。
水中での使用が可能。
水中形
防塵等級+防水等級 組み合わせ例
IP65 耐塵形+防噴流形 完全防塵かつ噴流水(ジェット)に耐えられる防水性能。
IP67 耐塵形+防浸形 完全防塵かつ30分以内の水没に耐えられる防水性能。

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SI単位換算表
種々の単位から
SI単位への換算
① = ② x ③
SI単位① 種々の単位② 換算係数③
体積流量 m3/S ℓ/s
m3/min
m3/h
ft3/s
gal(UK)/min
gal(US)/min
10-3または 0.001
1/60
1/3600
0.0283168
0.00007577
0.00006309
質量流量
(重量)
kg/S t/h
ℓb/s
1/3.6
0.45359237
圧  力 Pa = N/m2 kgf/cm2
bar
torr = mmHg
mmH2O
atm
ℓb/in2(psi)
98066.5
105
133.322
9.80665
101325
6894.76
密  度 kg/m3 ℓb/ft-3 16.0185
比 重 量 N/m3 kgf/ℓ 9806.65
動  力
(仕事量)
W = N·m/s kW
kgf·m/s
PS(仏馬力)
103
9.80665
735.5
粘  度 Pa·S = N·s/m2 daP(デカポアズ)
P(ポアズ)
dyn·s/cm2
g/cm·s
kgf·s/m2
1
10-1
10-1
10-1
9.80665
動 粘 度 m2/S S(ストークス) = cm2/s
ft2/s
10-4
0.0929030

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